フォールディング電動バイクとインフレータブルカヤックの動画を作りました

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撮ったまま編集もしていない動画映像は少なくありません。

あまりに暑くてインドアに引きこもっていることが多く、インドアでも体を動かすようなことは極力しないでダラダラと時間ばかり過ぎて行く日々の中、急に思い立ち、全く人気もなく、更新も滞っていたYouTubeチャンネルに最近3本の動画をアップロードしました。

そのうちの2本がglafit GFR-02というフォールディング電動バイクの動画、1本はTAHE OUTDOORS BREEZE FULL HPというインフレータブルカヤックの紹介動画です。

バイクのほんの1シーンを除き、この3本は一人で撮影しているので、漕いでいるシーンは横からとか俯瞰など外から撮った映像がありません。

バイクやカヤックに乗っているとこんななんだなあといった映像です。

のんびり眺めてください。

二刀流の乗り物 glafit GFR-02

まずはglafit GFR-02についての説明から。

下の1枚目はglafit GFR-02を畳んで軽バンに積んだ様子で、2枚目は、奥左が折り畳み電動アシスト自転車(私物)で、手前右がglafit GFR-02です。

glafit GFR-02は、見た目もサイズも重さもまるで普通の折りたたみ式自転車ですが、合法的に完全電動走行のできる原付一種の電動バイクです。

跨った感じも原付というより完全に自転車で、小さな原付のスクーターなどでもそれなりに取り回しが面倒と感じることもあるのに対し、ヒョイと持ち上げて向きを変えられるなど、取りましの良さなども全く普通の自転車です。

乗り心地も普通の自転車なのですが、漕がなくてもスロットルを捻ると軽くスーッと進んで行くので、頭では十分理解しているのに、感覚的に良い意味でギャップを感じる不思議な乗り物です。

原付と自転車の良いとこどり

glafit GFR-02は完全に電動で走行するバイクですが、ペダルも付いています。

電源を切ってペタル走行もできます(バッテリー切れの際も)が、急勾配の登りなどでは、電動アシストとは逆に、モーターを人力でアシストすることもできます。

実例を挙げると、モーターの力だけでは厳しく、同じクラスの原付電動キックボードでは登れなかった坂も、人力アシストをONにすることで割とあっさり楽に登れてしまいました。

しかし、原付のナンバープレートのついた普通の電動バイクは、動力を切ってペダル走行をしている最中も法的には原付のままで、自転車扱いにはなりません

バッテリーが切れてペダルを漕いで進んでいても原付扱いとなるため、例えば自転車が走行可能な一部の歩道を漕いで進むことも、自転車以外は一方通行の道路を逆走することなどもできません。

大きさや見た目が自転車そっくりでも、バイクが駐車禁止の場所に停めたら「駐禁」となり、「自転車のみで原付不可」の駐輪場に駐輪することもできません。

しかし、glafit GFR-02はペダル走行時には法的に普通の自転車扱いとなる仕組みを持った、まさに二刀流の大変便利な乗り物です。

ところが、原付⇄自転車を合法的に変身されるためには、スロットルのみで進まないようにするだけでも、ナンバープレートを隠すだけでもダメなので、glafit GFR-02は非常に珍しい乗り物でもあります。

glafit GFR-02は、原付として登録可能な条件(保安部品などの装備など)はもちろん全てクリアしていますが、自転車モードにしたときはナンバープレートがカバーされ、スロットルを捻っても進まなくなり、原付モードと自転車モードの切り替えは一旦停止してからでないとできない仕組み(例えば原付モードで歩道を走行していて、お巡りさんに見つかったら走行中に自転車モードに切り替えてしまうなんて悪どいことができない)になっています。

「原付/自転車の二刀流」を達成することは、野球の選手の二刀流並みに困難で、認可されるまでメーカーさんは大変な工夫と努力をされたようです。

「電動アシスト自転車」「電動自転車」「特定小型原動機付自転車」

電動アシスト自転車は人力を電動モーターの力でアシストする自転車のことですが、あくまでアシストなので、漕がなければ進まない乗り物で、漕がずに進むことができてしまったら、日本の法律では自転車として扱われなくなってしまいます。

また、アシストできる能力は日本では時速24km/hまでと制限されていて、それを超えるアシスト能力があった場合も自転車として認められなくなり、日本の公道での走行は違法になります。

そして、原動機付自転車など何かしらのナンバープレートが付いていないのに漕がずに進んでしまう電動など走る自転車型やキックボード型などの乗り物を日本の公道で使用することはできません(電動車椅子やセニアカーなどを除き)。これらで公道を走行したら全て違法になります。

しかし、これらは結構悪質な違法行為だと思うのですが、何故か巷には溢れています。

また、違法と気づいていない人も結構多いのではと思います。

「違法と気づいていない人も結構多い」についてですが、電動アシスト自転車が「電動自転車」と呼ばれていたり、書かれていたりすることが多々あります。

電動バイクと書かれていたら電動だけで走る乗り物と解釈し、自転車とついていたら法的にも自転車と解釈する人が少なくないのではと思うのですが、バイクと自転車は本来同義語です。

「電動自転車」という言葉の混用と誤用は、電動で動く乗り物と自転車との混同を招く原因になっているのではと思います。

電動と自転車の間に「アシスト」を挟むことがそんなに面倒なのか何か知らないけど、意義的に大変重要な単語を省いてしまう理由が、私には理解不能です。

しかし、英語のや所有格の「’s」や複数形の「s」を日本人は何故か省きたがる傾向があります。

例えばMacDonald’sやJonasan’sの最後がズやンズでなくドやンで終わる(Denny’sがデニーズと呼ばれるのは珍しい例外)とか、St.Valentaine’s Dayがバレンタインズデイではなくバレンタインデイ、休刊してしまったSUPの雑誌のタイトル「Blades」が、カタカナではブレイズではなくブレードだったなどです。

それと似たようなことかとも思うのですが、これらは特に実害もありません。

しかし、途中話がかなり脱線しましたが、電動アシスト自転車を電動自転車と呼ぶ悪習は要らぬ誤解を招くだけなので、絶対にやめた方が良いと私は思います。

次に、最高速度が20km/hに制限された「特定小型原動機付自転車」というカテゴリーも新設されました。

16歳以上であれば無免許で乗れるので、交通法規を全く知らなくても乗ることが可能です。

制限速度が10km/h違う(原動機付自転車は30km/h)だけの原動機付自転車に乗るためには試験のある「免許」が必要なことの意味が全く理解できなくなる制度です。

乗る本人にとっても周りにとっても大変危険なことだらけです。

しかしそれはさておき、速度を20km/hも出せないような道路のみに限って使用するのでもなければ、これは普通自動車免許を持っている人にとっては中途半端で特別なメリットが感じられません。

特定小型原動機付自転車も基本は車道走行ですが、モードを切り替えると自転車と同じような扱いとなり、自転車道や一部の歩道を走行できる機能があります。

しかし、特別なメリットが感じられない理由が何かといえば、glafit GFR-02のように普通の原付一種(最高速度30km/h以下)と自転車に切り替えられる機能があるのなら、その方が色々な意味でよほど使いやすくて安全だと思うからです。

一つは、最高速が30km/hでも現状の交通事情にそぐわず危険と感じる場面も少なくないのに、20km/hしか出せないのに車道を走れということへの安全面での不安です。

20km/hしか出せないとなると多くの道路では非常に浮いた存在のようになってしまい、走行したいと思える道路は30km/h出せる原付よりかなり限られると思います。

また、一度loop(レンタルの電動キックボード)を利用したことがあるのですが、広い道路を走行していて怖かったのは、走行中の他のクルマより路肩の違法駐車車両で、もっと怖かったのは車道を逆走してくる自転車でした。

そういった障害物を避ける際に、あまりに力不足では不安で危険だと思います。

また、特定小型原動機付自転車はペダルが付いていると簡単に速度超過になってしまうからなのか理由はわかりませんが、付いているのもあるのかもしれないけど、ざっと見回したところどれもペダルなしのようです。

しかし、急勾配の登りや、どうしても急加速が必要な場面では「人力アシスト」が大変役に立ちます。

これは実体験ですが、電動で走ると喜んでいても、急な上り坂を押して登らなければならないこともあるようでは、全くの本末転倒になってしまいます。

動画を2本作りました

前置きが長くなりましたが、glafit GFR-02の動画を2本制作しました。

99%以上頭(ヘルメット)に付けたGoProで撮った映像を編集したものなのですが、どちらもまったりしていて、自分で言うのもなんですが、非常に眠くなります。

特に「三石山編」は、完成品を何度か再生してみたのですが、作った本人自身が最後まで瞼が開いたままだったことが一度もないという、睡眠導入剤にも勝るような、ある意味凄い作品です。

もう1本「清和県民の森編」も制作途中なのですが、完成はいつになるやらです。

カヤック関連の動画も作りました

久しぶりにカヤック関連の動画も1本作りました。

以前のチャンネル(こちらは現在全く更新していません)ではカヤック関連が殆どでしたが、現在のチャンネルでカヤック関連の動画は実は初めてだと思います。

この動画も、GoProを頭に付けるかPFDの胸ポケットにフローティンググリップを差し込んで撮った映像が殆どです。

ついでにこれに関連するこのページこのページこのページも覗いてみてください。

何だか理由もわからないけど…

ところで、SUPやカヤックに関しては仕事がらみでもあるので動画を作る意味もあります。

しかし、取材記事は1年も前に書き終えているし、アフィリエイトでもないし、自己顕示欲や承認欲求が特別高いわけでもないので、今更電動バイクの動画制作に時間と労力を費やしたところで何になるのか、一体何をやっているのかと、冷静になると自分でも意味不明に思える行動です。

また、因みに自分の作った動画が面白いとか優れていると思っているわけでもなく、自分のチャンネルの人気のなさへのやっかみでも何でもないのですが、全く面白くなかったり、デタラメな情報を流していたり、気色悪かったりするようなチャンネルに視聴者が多いなど、YouTubeは謎だらけで、自分自身はよく観るわけでもなく、たまに観る程度です。

しかし、自分の作った動画を観ていて、1年経った今でもglafit GFR-02は楽しい乗り物だったなあと思い返しています。

なんだか理由もわからないけど、面白いものは紹介したくなるのかなあといったところです。

glafit GFR-02の公式ウェブサイトはこちらです。

自転車の駐輪場にも停められるし、畳めるから駐輪場に困ることも少なく盗難の危険度も低くなり、通勤通学のような街中での普段使い(私には基本的に無縁な世界)にも良さそうと思いますが、クルマ旅の旅先での足として大変便利な乗り物だと私は思います。

しかし、使用頻度が高ければ問題ないのですが、少々高価であることがネックになっているかなあとは思います。

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