能登半島には何度かお邪魔させていただいていますが、本当に良いところです。
私は特別グルメというわけでもありませんが、美味しい食べ物も豊富なところです。
テレビの映像などで変わり果ててしまった様子を目にするたびに胸が痛みます。
しばらくの間、自分が以前撮った写真を見るのも何か悲しい気分になってしまいそうで、自分で見るのも躊躇していました。
しかし、あれから一月経過したこともあり、改めて自分が撮った写真を見返してみることにしました。
躊躇しましたが、以前撮った写真を公開します。
写真を見返したら、やはり魅力的な地で、また行きたくなります。
私が撮るのはほとんどが海関連の写真なのですが、陸上も印象に残る特徴的で魅力的な風景が多いところで、自分の胸の中にはそれらも残っていて、こうして写真を見返していると様々な光景が目に浮かんできます。
直接関係のない写真を見ていても、他の光景やストーリーが蘇ってくるのも写真の面白いところというか、魅力のように思います。
被災前の写真を他所者が掲載することで不快感を抱かれる人もいらっしゃるのではと危惧もしたのですが、インフラなどが復旧し、他所から人が訪れても邪魔にならないようになった際には、この魅力的な地に人が訪れることが復興につながると思います。
少しでも魅力を伝えられればと思い、写真を公開することにしました。
2021年の能登半島
2021年9月に能登半島を旅した時のスライドショー↓です。
地名は敢えて表記していませんが、様々なタイプの表情豊かな海岸線の揃う半島です。
地形が大きく変わってしまい、漁業などには深刻な問題が生じてしまったと聞いています。
地形を元に戻すことは不可能ですが、また新たな魅力が現れてくれることを願います。
2011年の能登半島
こちら↓はさらにその10年前、2011年の7月下旬から8月の頭の写真です。
イルカはどうしているだろうか?
能登島のとても狭い範囲に定住しているバンドウイルカの家族がいました。
餌付けなどされているわけでもないのに、何故か遊覧船が来ると姿を現すサービス精神が旺盛な一家です。
実は背中にジッパーがあって、夕方になるとジッパーを開けて「プシュー! お疲れ様!」とやっているのではないかと疑ってしまうような行動でした。
能登の皆様にお会いしたいのはもちろんですが、またあのイルカ達にも会いたいものです。
役に立てず不甲斐ない
元々は重い物を運ぶなど、力仕事が得意なことだけが取り柄のような私でした。
しかし、左脚に問題を抱えてしまった現在は、その唯一の取り柄を活かすことができなくなってしまいました。
今現地を訪れても、悲しいかな邪魔になるだけになってしまいそうと自覚しています。
令和の現在は、やたらに「頑張れ」などと言ったらドラマのタイトルにもなっているように「不適切にもほどがある!」となってしまうのかもしれませんが、できることは遠くから声援を送ることくらいで、不甲斐なく感じています。
訪れても邪魔にならない状態にまでインフラなどが復旧したら、必ずまた訪れたいと思っています。
掲載写真のことなど、何かお問い合わせいただく場合は、こちらからメールでお願いいたします。
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